「じゃー、これで委員会を終わります。れい。」 はぁ、ため息が零れた。 今日は朝から委員会の集まり。 なのであんにまだ一度も会ってない。 あいつ1人でこれたかな? や、逆に来れなかったらヤバいけどな、高1にもなって。 「秋夜くん。早く行かないとHR始まるよ!」 「あ、えっ。うん。サンキュー、西郷。」 声をかけてきたのは、 同じ委員会、同クラの 西郷 葉波 (さいごう はなみ) まぁ、いわゆる優等生。