「…あ、影山君完成?」 キャンバス越しに楠木が聞いてくる。 明日は作品の搬入日。 「うん。まぁ、ね」 あらためて自分の作品を眺める。 それはそれは血生臭くシュールな作品で、しかしそれは俺が解釈する"この世界"だった。