キミの背中。~届け、ラスト一球~



あたしはミナの言葉に首を傾げた。


草太は小さな頃からずっとグローブとボールを手にしていたから、草太といえば野球なんだけど……。


「まぁ、短髪だし肌は小麦色だし野球といえば野球なんだけどさ、なーんか違和感あるっていうか」


ミナは言いながら、あたし達が選曲したハイテンポな音楽に合わせて踊りだした。


あたしも体育館の出来るだけ端により、小さく手足をバタバタと動かす。


適当に体を動かしていれば、授業は終わる。


早く終われ……。