「お兄ちゃんのお陰でお姉ちゃん元気になれたから、由羽ちゃんが好きなオムライス作ったんだけど、食べてくれる?」
そう言うと、由羽ちゃんは小さく頷いた。
由羽ちゃんと入った部屋の中では、名良橋君が心配そうにこっちを見ている。
「……何してんの、名良橋君」
「や、大丈夫かなって。ほら、2人の兄としては心配で心配で」
「誰が兄って?」
言いつつ、由羽ちゃんを名良橋君の隣に座らせる。
出来たばかりのオムライスとスープをテーブルに置くと、由羽ちゃんは目をキラキラと輝かせた。
「たべていい?」
「うん、いいよ」
「早坂、料理巧いんだな」
「名良橋君程じゃないけどね」
卵焼きが私より綺麗だったことが悔しくて、ちょっとだけ言葉に皮肉が混じる。
そう言うと、由羽ちゃんは小さく頷いた。
由羽ちゃんと入った部屋の中では、名良橋君が心配そうにこっちを見ている。
「……何してんの、名良橋君」
「や、大丈夫かなって。ほら、2人の兄としては心配で心配で」
「誰が兄って?」
言いつつ、由羽ちゃんを名良橋君の隣に座らせる。
出来たばかりのオムライスとスープをテーブルに置くと、由羽ちゃんは目をキラキラと輝かせた。
「たべていい?」
「うん、いいよ」
「早坂、料理巧いんだな」
「名良橋君程じゃないけどね」
卵焼きが私より綺麗だったことが悔しくて、ちょっとだけ言葉に皮肉が混じる。



