半ば強引にベッドに入れられ、私は唇を尖らせる。
なんでお兄ちゃんスイッチ入っちゃうかなぁ……。
今私、きっと妹の由羽ちゃんみたいな扱い受けてる、絶対。
そんなことを思い名良橋君を睨んでいると、名良橋君は呆れたように息を吐いた。
「また余計なこと考えてるだろ」
「余計じゃないよ、すっごい重要だよ」
「お前、熱出たらすっげぇ子供っぽくなるのな」
さっきは仙人って言ったくせに、と顔を背けると、名良橋君はまた小さく笑ったんだ。
それからのことはあまり覚えていない。
名良橋君が晩御飯を作っておくというので、頷いたような気がする。
それから、キッチンから包丁の規則的な音が聞こえてきて。
何でも出来るなんて悔しいなぁ、なんて思いながら私の意識は夢の中へ落ちた。
なんでお兄ちゃんスイッチ入っちゃうかなぁ……。
今私、きっと妹の由羽ちゃんみたいな扱い受けてる、絶対。
そんなことを思い名良橋君を睨んでいると、名良橋君は呆れたように息を吐いた。
「また余計なこと考えてるだろ」
「余計じゃないよ、すっごい重要だよ」
「お前、熱出たらすっげぇ子供っぽくなるのな」
さっきは仙人って言ったくせに、と顔を背けると、名良橋君はまた小さく笑ったんだ。
それからのことはあまり覚えていない。
名良橋君が晩御飯を作っておくというので、頷いたような気がする。
それから、キッチンから包丁の規則的な音が聞こえてきて。
何でも出来るなんて悔しいなぁ、なんて思いながら私の意識は夢の中へ落ちた。



