「……ん」 「あ、目覚めた?おはよ」 目が覚めると、目の前には大輝の顔。 「うわっ!……っ近い!」 びっくりした……。 「……おはよ」 でも、こういうのも、今は悪くない。 「早く準備しろ。」 「え?……まだ時間あるじゃん」 時計を確認してもう一度大輝の顔をみた。 「だから、ゆっくり学校いこ?一緒にさ」 「……っ//」 コクッ……。 声には出さず、首を小さくたてにふる。