――――……。 ……なんか寒い。 「……ん?」 私は、伏せていた目を少しずつ開ける……と、 「えっ!?……嘘でしょ……」 辺りは、もうすぐ日が沈む頃まで時間が進んでいた。 時刻は、午後6半過ぎ。 体育は5限目だったから……ざっと4間くらい寝てたってことか……。 っそんなことより早く帰らないとっ。 さすがに遅すぎる。