「おいっ!……大丈夫か!?」 「……っい……」 突然、男子の方が騒がしくなった。 どうしたんだろ? 「何かあったのかな?」 華菜も気付いた見たいで、私と同じ疑問を呟いた。 「……あれ、誰かうずくまってない?」 華菜がそう言った。 嘘……どこだろ? 私も、目をこらしめて、探してみた。 「ほら、あそこ。」 と、華菜がいった方を見てみると、確かに、誰かうずくまっていた。