そして今日、
俺はこの救世主であろう虫を寄生した人間の体に寄生させるためにそとにでた。
人喰い蟲には無数の歯がある。
だが鉄鉱石には勝てないらしい。
俺は、不恰好としりつつも全身鎧の格好でそとにでた。
長らく見ていなかった
外の世界は、
地獄そのものだった。
至るところに死体。
至るところに無惨に積まれた遺体。
異臭を放ち、アスファルトは血の色に染まっていた。
俺はネットでこの3ヶ月、寄生虫について知る限りのことを調べ尽くした。
ここにいる全ての女がもしかしたらもう寄生虫擬きなのかも知れない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…