男は、あまりの激痛に 白眼をかえす。 口からは、泡をふき、 激痛で、力んだ手で腕に爪をたてながら、腕からは血がながれている。 男はやがて、 痙攣を起こすと、 目を見開き静止した。 次の瞬間、 体内の心臓の所で、 グシャと音がたつと 男は涙を流し、 『タ、タスケテ…』 と声にならないほどか細く、恐怖におびえる。 そして 次の瞬間、 いきおいよく、 肋骨が折れるとともに 体内から寄生虫が飛び出した。