寄生虫は男が性に 溺れ行く姿を堪能しながら 自分の体内から、 性器へ、 そして男の口内へ 無数の小さな卵を 侵入させた。 『はあーチョー気持ちよかったぜ!』 男は、用をすませると 寄生虫をおいてホテルを出ていった。 寄生虫は その後ろ姿を見ながら、 怪しく微笑むと、 元の体に戻り、 息絶えた。