蓮斗にとって最後の大会。
強豪校相手に律唏くんも、颯太くんも頑張るけど点差は空しく開いてく。
「お願いっ……颯太…頑張って」
「大丈夫よ。律も蓮も、まだ諦めてないし…」
「……まだ分かんないよねっ」
勝つか負けるかくらい薄々気づいてたんだ…
でも、頑張ってる姿を知ってるから最後まで諦めてほしくないし……
勝った時の景色を見てほしかった。
試合終了の耳をつんざく音と同時に、相手校の喜びだけ聞こえてた。
最後の最後まで頑張って1点差。
惜しくも敗退。
「はぁーあっ!負けちゃったなぁ~」
「ちょ~疲れた。ねー早く帰りたいんだけど?キャプテン」
「まっ、ここまできたのすごくね?いい試合だった」
律唏くんも颯太くんも蓮斗も、みんな平気そうな顔してるけど、辛いに決まってるよね。
逆に、ここまできて負けるのが一番辛いはずだし……。
みんなお疲れ様…。

