蓮斗が出て行ったあとに、家のドアの横にあるポストを覗く。
「………また入ってるし…」
よくわからないけど、最近家のポストに脅迫状に似たものが入る。
ため息混じりに真っ白の紙を開くと「別れろ」の3文字。
こんなんじゃ、あたしと蓮斗は別れないんだから!!
シュレッダーにかけてゴミ箱に放り込んでやった。
だけど…ちょっと恐いかも…。
しかもこれで三日目。
蓮斗が部活から帰って来たら話してみよっと。
夕方、蓮斗が帰って来た時に相談してみた。
「陽葵、そうゆうことはもっと先に言わないとダメだからな?」
「だって…」
「だってじゃない。陽葵が恐い思いしてんのヤダから、俺」
「ごめんなさい…」
「恐かったな…」
あたしをぎゅーっと抱きしめて、蓮斗の体温を近くに感じる。
優しく背中を擦ってくれた。
やっぱり蓮斗は安心するよー…。

