それ以前に陽葵になんて言おう。
変に言い訳して、陽葵を裏切ったことになるのも嫌だ。
部活が終わってから真っ先に陽葵のとこに行って正直に伝える。
「今日…今からルリと昔話でも…すんだ。だから先帰ってて?」
「え?……う、うん!」
「ほんとにごめんな」
「ううん!久しぶりだもんねっ!…じゃあまたね!」
それだけ言って陽葵は帰ってしまう。
やっぱ言い訳した方がよかったのかな?
陽葵を傷つけた気がしてしょうがない。
重たいエナメルを抱えて玄関へ行くと、この寒い時期にミニスカートを着こなしてるルリがいた。
やっぱスタイルもいい。
「待ったんだけど~」
「わりぃ……」
「彼女説得するの手こずったの?」
「そんなんじゃねぇよ」
「へぇ~物わかりいい彼女ねっ。じゃっ行こっか!」
ルリに着いて行き、ルリが宿泊してるホテルまで行った。
有名ホテルじゃん…
さすがルリ。
社長令嬢なだけはあるな。

