なんかあたしの態度って、ホントに可愛くないよね。 だから彼氏出来ないんだ! ……ってかそもそも、あたしが男を嫌ってるからか。 うん、知ってるもんね。 「そろそろ出よっか?」 あたしがケーキを食べ終わったタイミングで、篤樹がそう言った。 「このあと、どうする?」 外へ出ると、もう18時を過ぎているのにまだ明るい。 6月だからねぇ。 日が長くなってきたんだ。 「帰ります。夜ご飯作らないといけないし……」 千尋もお腹を空かせて帰ってくるだろうし。 スーパーで適当に買い物して帰るかな。