「いーえ!よかったらまた遊ぼうよ!」
「やったぁ!じゃあ、またね!」
霞の言葉に嬉しそうに笑った春佳ちゃん。
「ごめん、帰ろっか!」と、春佳ちゃんが平塚くんに近付いたら、
仰け反るように離れた平塚くん。
………意識してるの丸分かり。
なーんて、あたしの都合のいい解釈かな?
明里は朔と付き合ってほしいし、
春佳ちゃんは平塚くんと幼なじみ以上になってほしいし。
そう思ってるのは、ほんと。
「あたし達も帰ろっか!もうすぐ電車が来る時間だし」
4人を見送った後、残りの6人は霞に促されて歩き始めた。
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