男子校は甘いワナだらけ!?~俺様なアイツとキケンな恋~




「知紗も脱がねぇとフェアじゃねーだろ」


そんな声と共に、後ろからパーカーを引っ張られて。

肩からズルッと落ちた、なんともカッコ悪い姿になってしまった。


篤樹の方へ身体を向けたら、もう逃げることは出来なくて。


なんて言われるの……?

怖くてギュッと目を瞑った。




「やべー……見なきゃよかった」


───……え?

見なきゃよかった?


何それ、ひどい。

そこまで言うことないのに……


じわっと目に涙がたまってきた。