「あたし、もう少し素直になりたいなって思ってて…」 「は、はぁ…」 曖昧に相づちを打つあたし。 あたしに話しているのかが、よく分かんないけど 春佳ちゃんの口は止まらない。 「どうしたらいいのかな……今まで幼なじみだっ「分かった!」 勢いよく遮ったのは霞。 霞……何を企んでるの? 「えっと……誰だっけ?」 「霞だよ。飯田霞」 「飯田さんか…」 春佳ちゃんに教えてあげたと同時に、霞がにこにこ笑顔で春佳ちゃんの肩をガシッと掴んだ。 「あたしに任せなさい!」