そしてウチの彼氏こと、セッチのハゲは。
今までさんざんウチを襲ってきたくせに、な。
いざって時んなって、そないなことを言い出しよる。
「な、なに今さらええ人のフリしてんの!!」
「は?おれはもともとええ人やがな」
「む、無理してないし!!女に二言はないし!!え、なに?もしかしてセッチ怖なってったん?」
「…っ、アホか!!」
「さ、さぁ!!ドーンと!!かかってこい!!相撲をとる気持ちで!!」
「〜なんでお前と相撲とらなあかんねん!!」
手を開いて構えるウチに、はぁ、て息ついてくるセッチ。
チラッて、視線が飛んできて。
その目の色が、ほんのちょっと、いつもと違って。
…あっ、て。
思った瞬間、セッチが動いて、キスされた。
そのままの流れで体が倒れていって、ベッドにぽすん、て、背中が埋まる。



