「あ……カオちん、玉木くんにも相談してたんや!?」
目線泳がせながら、言葉をさがす。
「〜ウ、ウチだけやと、思てたぁ!!」
「………」
「でも、そうやんな!!玉木くん、ウチよりずっと頼りになるもんな!!」
…そうやんな。
ウチはキューピッドの天使さんもうまくこなせへんけど、玉木くんは神様レベルのお人やもん。
大人やし、ウチなんかよりずっと、恋愛のことわかっとる気がするもん。
「あ……えっと…」
黙ったままの玉木くん。
あいだに落ちる沈黙が、気まずくて。
なにか言わなって、妙にあせった。
「……っ、す…すごいよなぁ!!」
やっと出した声は、ちょっと裏返っとって。
手のひらには、ジワッと汗がにじみだす。
「すごい…っ、めっちゃ勇気あるやんっ、カオちん!!」
「………」
「…へへ、なんかドキドキしてった!うまくいっとるとええなぁ!!」



