なんていうか、さっき家庭科室から連れ出されたときは、こう……玉木くんにしては、強引な気がしたから。
やからちょっと、ビックリしてもただけやねんけどな。
「うん、めっちゃ頑張っとったよ」
「…やー!なんかこう、コテとか握らされたら、燃えてまう性分やねんなぁ。よっしゃ!焼いたるで!!みたいな?」
「ははっ、頼りがいあるなぁ!!」
頭の後ろをさわりながら、へへって、ウチも笑う。
すぐとなりで、サラサラ。
きれいに風になびく、玉木くんのストレートヘアー。
ウチの髪の毛はちっとも揺れへんのに…って。
うらやましさとうらめしさ、半分ずつの気持ちで、サラサラの髪の毛見つめとったら、な。
「…赤み、ちょっと引いたな」
「……!!」
いきなり、玉木くんに顔をのぞきこまれて。
思わずピン!て、背筋、伸ばしてしもた。



