ぱんつのおかず

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…出し物が、展示モノしかないからやろか。



玉木くんに導かれるみたいにしてやって来た、南校舎のまわり。


そこはあんまり人気がなくて、今が学祭中やって、忘れてまいそうなくらい静かやった。


そこの裏庭のベンチに、玉木くんと2人で座る。


当たった外の風が、めっちゃ心地よくて。




「…きもちー……」




自然と、そんな言葉が口からこぼれとった。



数時間ぶりに吸った、屋外の空気。


ずっとけむりの中におったから、よけいにその新鮮さが、身にしみて。



「ははっ。藤田さん、疲れたやろ?」



すぐとなりで、ウチに笑いかけてくれる、玉木くん。



「今日のMVPや〜言うてええくらい、頑張って焼いとったもんなぁ」

「あは、MVPて!!ウチ、そんな頑張っとった!?」



その雰囲気がいつもどおりで、なんとなくホッとさせられる。