「…なんで女装したまま学校徘徊せなアカンねん。着替えてくるわいな」
「は、徘徊したらええやんか!めっちゃ笑ろたるでな!!」
「〜っ、なんでお前笑かすために恥かかなあかんねん!!」
そんなつもりなかったけど、ケンカ売ってしもたんは、たぶんウチ。
肩をいからせて、セッチが言い返してくる。
「お前に見せるくらいなら素っ裸で歩いた方がマシやわ」
「んな……っ!?し、心配せんでもなぁ、頭皮はもうじき素っ裸なるわ!!髪の毛抜け落ちてなっ!!」
「〜は、はぁ!?なんやケンカ売っとんかおま…」
「こふじっ!!」
このままいつもの言い合いに発展…
するか思たけど、ストップがかかった。
「ぃよっ!!がんばっとる〜?」
だってべつの顔が、すぐとなりから飛び出てったから。
「……あ…」



