あからさまにからかってきたりはせえへんものの、な。
必死で笑いこらえながら、注文の品言われるねん。
美人な先輩方に肩ふるわされながら注文されてみ。めっちゃむなしなるで。
…例えようのないむなしさやで。
「古町くん」
もうそろそろ、待ちに待った当番交代の時間になる〜いうときや。
後ろからガシイッ!て、厚みのある手に、肩つかまれて。
「〜うおっ!?」
振り返って、思わず地声で叫んだ。
「ひっ、誰やねんお前!?」
「代わるで。休憩行って来て」
そこには、これでもか!いうくらいバッチリ化粧ほどこされた剛田の顔。
完全なるバケモノや。バケモノの完全体や。進化の極みや。
口紅が、実際のくちびるの2倍くらいはみ出してぬられとる。
化粧担当したクラスの女子、絶対おもろがっとるやろ…。



