そんなとき、や。
「なーんや!アンタら、ケンカしとったわけじゃなかったんやなぁ!!」
全く空気読まんと、おかーさんがとんでもないことを言い出した。
「雪生くんが最近めっきり来てくれへんから、心配しとってんで〜!?こふじの将来のおムコさんやのに」
「〜んなっ…」
ブハア!て、お茶吹きかけた。
なんて余計なことを言い出すんやこの人は……!!
器官に入って、ゴホゴホむせて。めっちゃ、焦っとったら。
「はは、こふじがムコにもろてくれたらええねんけどなぁ」
……は?
聞こえてった声にビックリして、目も口も開けて、正面を見る。
なーんも焦ったりする様子なく、おかーさんに笑いかけとるセッチが、そこにはおって。
…いや。なに笑ろてんの。
なにアッサリ、冗談で返してんの。



