「……あ、そう。そりゃ心強いわぁ」
「なんでそんな嬉しくなさそうなん!!」
……そうや。
そうや。そうやねん。
カオちんと、セッチがな。もういっそ早々にピター!!てひっついて、カップルにでもなってくれたらええねん。
そしたらウチのモヤモヤもなくなるし、セッチに対する気まずさみたいなんも、きっと消える。
一石二鳥。うわぁ、スッキリや。
相手はハゲやけど、大好きな友だちの恋やもん。
しかもウチなんかに、相談持ちかけてくれてんで?打ち明けてくれてんで?
一肌でも二肌でも、なんぼでも脱いだろうやないか!
「…よっしゃ!!」
絵筆持ったまま、気合い入れて立ち上がる。
「フレー!フレー!!カ、オ、チン!!」
「…ちょ、」
「がんばれがんばれカ、オ……ふぐっ!?」
「ほんまやめてみんな見てるから」



