申し訳なく思いながら、縮こまって。
カオちんに、ボソボソしゃべりかける。
「セッチは…ただの幼なじみやし」
「……ほんまに?」
「〜ほんまやって!!やから全然っ!!ええとか悪いとかないしっ!!応援するしっ!!」
明るい声意識して、話しながら。
勝手に脳裏をよぎるのは…あの日の光景。
『は……お前それ、本気で言うてんの』
…あのとき。泣いてしもたんは。
カオちんに、ヤキモチみたいなん、焼いてしもたんは……なんて言うんかな。
こう、長年の幼なじみが離れて行ってまう気がして、ちょっとな。ちょびーっとな。
さみしなってもた。それだけや。
…ホンマ、それだけのことやねん。
「せやから、なんでも言うて!キューピットになったるやん!!」
「……こふじ」
「今日からウチは、カオちん専属の天使さんや!!どーんと!大船に乗ったような気持ちでおって!!」



