ここ最近の、ずっと変で、おかしくて、必死で、赤くなって、いっぱいいっぱいでわけわからん。 そんなセッチの表情は、どこにもなかった。 望んだこと。 ウチがずっと避けまくって、逃げまくって、手に入れた望み。 「…う、ウチかて、ハゲの彼氏はいらん…」 「うん」 「………」 「うん、じゃあな。ホームルーム始まるし」 うん。せやな。 さっさとホームルーム行かな、新学期しょっぱなから怒られるんイヤやし。 うん。よかった。 よかったぁ。 …これで、元通りや。