思いもよらんセリフ吐かれて、なんも食べてへんのに、むせた。
「〜なにっ…、なにを……!?」
「え?だってバレバレやん。古町くん見たら三秒でわかるわ」
「……!!」
「気づかんかったん、こふじくらいなんやない?んでまだ、付き合ってないんよね?」
「……っ、」
恥ずかしさで血がのぼって、顔熱なる。
そんなわかりやすかったか?おれ。三秒でわかるて、カップラーメンでも三分やて。
ほんでおれがわかりやすいんやったら、こふじってどんだけニブチンやねん…。
「こふじもなぁ…もっとアタマ、柔軟やったらええねんけどなー」
りんご飴口にしながら、若松が言うた。
「でも真っすぐ純粋で、適当なことせんのが、あの子のええとこなんやけど」
「知っとる」
食い気味に答えとった。
そんなん知っとる。
人のことですぐいっぱいいっぱいになること。
怪しい商人にツボでも買わされるんちゃうか〜いうくらい、お人好しや。アイツは。



