ぱんつのおかず

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そんなこんななイキサツで、おれの夏休みは、休みバンザーイ!いうより、かかってこいや!!的な気分で迎えられることになった。


夏祭りは、休み入ってすぐの土曜日。



…祭りの日、タマキに急用ができますように。


もしくはタマキ、熱出せ。ベッドの上でほどほどに苦しめ。


その土曜日ギリギリまで、そうやって願掛けし続けとったけど。



「………」

「古町くん、こっち!」



それもむなしく、待ち合わせ場所の土手には、『さわやか代表』とかいうタスキかけてそうなタマキがおった。


おれに向かって手ぇ上げて、余裕しゃくしゃくなかんじでヒラヒラ振っとる。


…その軽やかな手の動きすらムカつくで。神頼み、見事に失敗や。


でもな。そんなタマキへの苛つきも瞬時にぶっとぶくらい、衝撃的なモンがおれの目に入り込んでった。



「…セッチ、おそいわ」