「な、夏やなぁ」
「……」
「…花火の季節、ですね」
「………」
「………」
「…セッチそれ、なんのネタ?」
「〜っ、ネタちゃうわっ!!」
こふじが世にも不思議なモンでも見るような顔してくるから、頭ガシガシかいて、ため息つく。
「…大丈夫?セッチ」
「……っ」
「セッチ?」
「〜あー!!もうええわ!!せやから、なつまーー」
「そうや。夏祭り行かん?この4人で」
こふじとおれの掛け合いに、べつモンの声がいっこ混じった。
眉間にシワ寄せて見てみれば、すがすがしいくらい笑顔のタマキがそこに。
「な…っ、」
「みんなでワイワイ行った方が、楽しそうやし」
「………っ、」
…被せてったやろ。
おれが夏祭り〜言い出すって気づいとって被せたやろゼッッッタイわざとやろタマキ…!!



