最初は、生タマゴ割ったら目玉焼きなるんちゃうかーいうくらい、熱かったこふじのおでこ。
冷たいタオルも、すぐぬるなってもて。
けど、何回かタオル変えよったら、こふじの汗もだんだん引いてきた。
顔色も、会ったときよりはマシ。ちょっと安心する。
…良かった。倒れてきたときは、ほんまにビビったしな。
こふじ、ふだんは風邪とか引かんから。
体が慣れてなくて、よけいにこじらてまうんかもしれん。
それからも、氷足りんから、となりの自分ん家から持ってきたりとか。
ポカリも残り少なかったから、コンビニで調達してきたりとか。その他もろもろ。
バタバタ忙しく動いとったら、いつの間にか、時計は午後7時近く。
こふじん家に来てから1時間は、ゆうに経っとった。
「…もう、メシの時間近いのにな。おばちゃん、今日おそいな」



