そんな凜を見て、ついつい足を止め笑んだシンの深意とは。 言うまでもなく、他に気を使ってばかりいる凜の気をまぎわらせてあげたいと言うもののであり。 なんとまあ、自分だって神隠しなんて得体の知れぬものにあって怖い思いをしていると言うのに、この村に御世話になっている現状を申し訳ないと思い動いてしまう凜は―――……… いつかその重みに堪えかねて崩れてしまいそうであるのだから。 そうして、それに気付いてクスリと笑うは、近くでその会話を聞いていた妙のみである。