それでも好きだよ。

「え?え?コウどうしたの?」


沙菜はまだ状況が飲み込めないらしく目をパチクリさせてる。

オレは無言で沙菜に合うサイズを探す。


2番目に小さいのをはめたらぴったりだった。


「じゃあ、このリングのこれとこれ下さい」


オレはさっさと店員に渡し、お会計を払おうとした。


「裏に何か掘りますか?」


店員に聞かれ急いでメモを書いて一緒に渡した。


「半分払うよ!」


沙菜が慌てて言った。


「いいよ。オレがあげたいだけだから」


リングが出来上がるのを待ちながら話した。


「大学入ってなかなか会えないだろ?
だからお互いが少しでも近くに居るって思えるかなって」