それでも好きだよ。

試験終了後、病院に向かった。

手術室の前に到着した。

ちーちゃんの家族と心音が手術室前にあるちょっと固めのソファーに座っていた。




「沙菜!」



心音が立ち上がり私のところに駆け寄って着た。



「ちーちゃんは?」


私が聞くと心音は首を横に振った。

ゆっくりと頷いて私もソファーに座った。


2時間後、「手術中」と書いてある赤いランプが消えた。


ドアがゆっくりと開き中からちーちゃんの担当医が出てきた。



「手術は一応、成功しました。でも今後の経過が重要なのでまだ分かりませんが」



それだけ伝え、また手術室の中へ戻っていった。



集中治療室に入ったちーちゃんは麻酔がまだ切れていないため眠っていた。



面会時間が過ぎたためその日はすぐに家へ帰った。