でも――

 
やっぱり身体は正直なもので……。


反応してしまうんだよな。


これが、男の悲しい性。


どうしたって、このままじゃ帰れない!


というより、帰れなくなってしまった!!


どうしてくれるんだよぉ。


こうなったら、麻美ちゃんに責任取ってもらうしかねぇよな。 


俺は、必死に目で訴えた。

可愛い子犬のように。