【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女

そしてこれから授業だというのに千晃は話が
あると言い出した。

俺のなかで不安がよぎる…

あの男…他の奴とはオーラが違うアイツに
惚れたんじゃないかって…

そして俺の不安とは別に
時間は過ぎ俺様専用の部屋についてしまった。

「千晃?」

でも千晃は部屋に入って直ぐにソファには
座らずに部屋のど真ん中で立ち止まった。

呼び掛けても返事はなく沈黙が流れる。

千晃がどんな顔をしているのか分からなくて
千晃の顔を覗こうと足を踏み出そうとした時
だった。