【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女

そして俺は安心感に浸っていた。

だって二人いたライバル
が一人になったんだぞ?

しかも知らないうちに二人になってたからな。

俺はすこぶる機嫌がいい♪

「隆弘君?君は何でそんなに
機嫌がよろしいのかな?」

機嫌がよろしくない千晃の声が聞こえた。

「え?!あ、別に何でもないッス!」

千晃の機嫌が悪い理由が
分からず不安が募る。

「あ、授業…」

さっきの期限の悪さはどこえやら…

よりも俺はそんな呟きを
聞くことが出来なかった。

不覚にも寝てしまったから。