君の笑顔に恋してる❤

「あ…そうなんだ…」



野上さんも、肩透かしをくらった感じでキョトンとしてる。




「でもさー、あんな風にみんなの代表になって話すって、すごいって!マジで!」



佐倉は目をキラキラさせながら、野上さんを見ている。



「そ…うかな。緊張するし…ホントはすごく嫌だったんだよね…」



「なー、どこ中出身?」



「水嶋中」



「へぇ~。すげーな、水嶋中!」



別に水嶋中がすごいんじゃなくて、野上さんがすごいんだけど!?







「フフッ!おもしろい…」



野上さんがたまりかねて笑いだすのに合わせて、



あたしまで笑いそうになった。