ああ、ふかふか・・・・

ナオ様のベッドは大きいから2人入ってもぜんぜん大丈夫だった。

ふかふか・・・・
ふかふか・・・・
ふかふか・・・・

・・・・・私がナゼこんなに“ふかふか”を連発しているかというと・・・
・・・実は、気を紛らわせてるんだ・・・・。

ナゼ?

そんなの決まってる。

だって目の前に、ナオ様のお綺麗な顔があるんだもん・・・


ドキドキするよぅ・・・


・・・・ねえ、誰か、教えてください。

なんでナオ様は私をメッチャ見てるのかを!!!


ヤバイ。ヤバイ。

恥ずいいいいいいいっ!!!!!!


SOS!SOS!!

誰か、この変な私のご主人様の目を閉じてええええ!!!


私は耐え切れなくなって、真っ赤になった顔を布団で隠した。

すかさず、ナオ様が私の顎を持ち、私の顔を布団から出す。

・・・・うああああああ/////

「・・・ふっ。顔、真っ赤。」

なんだか嬉しそうにナオ様が囁く。

誰のせいだと思ってんだァ!!!

いじめか?
これは、いじめなのか?