守ってくれますか?

「なんでナオ様がお礼を?」

「・・・こっちの話だ。」

・・・・?
意味わからん。

・・・・・・ま、いっか!
大したことじゃないっしょ。


「・・・じゃあ、寝るか。」

・・・・・・ん?もう?

今はまだ・・・・8時ですよ?

「・・・・お疲れなんですか?」

「ああ。今日は精神的に疲れた。
・・・それに、少し、現実逃避をしたい気分でな。」

ナオ様はハアッと疲れたように、ため息をついた。

現実逃避・・・・・?

あー私もしたいわ~。

不安なこと多すぎだもん!!


「そういうことで、寝ようか。」

ナオ様は言いながらベットに横になった。


・・・・・そういえば。

お風呂に入ったんだろう。
ナオ様の髪がぬれている。

服も、ゆったりした感じの物に変わっている。


・・・・・なるほど。

もう寝れる状態なわけか。