守ってくれますか?

なんだろう・・・

さっきとの差がすごい。

一気に力抜けた。


ココ・・・あの、空き地には、シオン、ナオ様、それとなぜかヨナ、アイン、ハレス、ビローもいた。

で、私達・・・私、ヒカル、レインが到着したってところ。


漆黒の神、ゼロ以外全員いんじゃん。


「ヒカリッ・・・・」

ヨナ、殺気をしまおう。怖いから。もの凄く怖いから。主に私が。


「わぁ!ヒカリちゃんじゃ~ん♪ね、遊ぼっ☆」

アイン、いい加減こりろ。面倒くさい。


「ヨナ、怖いから。抑えろよ・・・。アインはうるさい。」

よし。ハレス、よく言った!


「・・・・・もう一回勝負だヒカリィ!!!次は勝つ!!!!!」

ビロー・・・


「上等!!!かかってこいやぁ!!!!」

今度だって私が勝つんだから!


「誰が負けるかよっ!!!」

戦闘態勢に入る――



「おやおや。喧嘩は駄目じゃよ?」

しわがれた声が聞こえた。



・・・・・・・・この声・・・・・







「リヨン?」




案の定、リヨンが空き地に向かって歩いてきていた。