守ってくれますか?

「憎い。憎くて憎くて堪らない。ヒカリも・・・・・私もっ!!!!!」


・・・・・・・・・・・・え・・・

『私も』?


憎んでいるのは、ヨナ自身もなのか?

ヒカリだけではなく?



ポロポロポロポロ・・・・・・

ヨナの瞳から、大粒の涙が零れる。
嗚咽が漏れる。

ヨナはしゃがみ込んでしまった。


もはや、戦いどころではなくなってしまった。



これは・・・どうすれば・・・・・?


こんなこと、予定外だったし、予想外でもある。

なぜ、こんなことに?


・・・・・たしか、ヨナが、俺がヒカリを好きだとか言い始めて・・・

それで、なぜだかこんな状況に陥ってしまったんだ。



ここは、戦わなくていいと、喜ぶべきか?

それとも、いきなり泣くなと、怒るべきか?


・・・・・・・・・・と、とりあえず・・・・・

話をしよう。
話をして、落ち着いてもらおう。

そうでないと、居心地が悪すぎる。




「うぅっ・・・・・」

「・・・ヨナ、どうした・・・・・?」


俺はヨナに話しかけた。

そっと遠慮がちに、背中をさすってやる。


ヨナがそぅっと顔を上げた。