守ってくれますか?

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めざしたのは美味しい夕食だったんだけどな・・・


「ヒカリッ!なにボーっとしてるのよ!話をちゃんと聞きなさいッ!!!」

「はい・・・・・・・・」


私は今、使用人用の寮のヨウコさんの部屋で、ヨウコさんに、たっぷりこってり怒られてマス・・・。

ちなみに、ヨウコさんの拳骨は、会った時に2発頂きました。


ああ・・・頭が痛い・・・・・。



「明日はみっちり働いてもらうわよ!!」


明日?

でも、明日は・・・・・


「あ、私、明日も働けません。」


明日、【魔の島】へ行ってクーデターを起こすんだもん。
ぶっ壊すんだもん。

働いてなんていられない!



「明日も働けないですって!?ナオ様に悪いと思わないの!?」

「う・・・思いますけど・・・・・無理です。私は明日、大事な用事があるんです!」

「大事な用事・・・?」

「はい!!!ですから働けません。申し訳ございませんっ!!!」

私はペコッと頭を下げる。


ヨウコさん・・・私、本当に、無理なんです・・・・・。


そんな私の様子に、ヨウコさんはため息をついた。

「そのこと、ナオ様はご存知なの?」

「はい!」

「そう・・・・・。じゃあ、しょうがないわね。許してあげますよ。」


ヨウコさん・・・!!!

私はバッと顔を上げた。