守ってくれますか?

―ヒカルside―



「ふぁ~・・・超眠い・・・・・」

くっそーシオンめ!
こんな早朝に叩き起こしやがって!!


『ヒカリを鍛えなきゃいけないんだ!さっさと起きろ!!』

って、怒鳴りやがって!!!

それならシオン一人で起きりゃあいいじゃねぇか!



・・・・・・ま、そう言ってもいられないんだけどな。実際。


シオン、城までの道順、知らねぇし。

っつーか俺、よく覚えてたよなぁ~




「ヒカル・・・ヒカリはどこへ行ったんだ?」

「知らね。けど、シオンと修行するらしいぞ。」

「修行?」

「ヒカリ、力をコントロールできねぇから。」

「ああ、なるほどな。」


さっすが王子様。
理解が早い。

・・・・・・そういえば。


「ナオは、何ができんだ?【魔の島】生まれの奴の血を引いてるんだろ?」

「ああ。俺は、凍結能力(トウケツノウリョク)が使える。」

「凍結・・・・凍りつかせる能力か。」

「そうだ。ちなみに、シュウは浮遊能力(フユウノウリョク)が使える。」

「アイツ浮けるのか!?」

「ああ。魔力がある限り、何時間でもな。」

「いーなぁ・・・・・」


浮けんのかぁ・・・・・

俺も浮いてみたいなぁ・・・