「私、手伝うよシオン。そうしなきゃいけないし、私は、そうしたいから。」


そう、ハッキリとシオンに言い、私は不敵にニッコリと微笑んだ。




「起こそう!クーデター!!ぶっ壊しちゃおう!!!」


私は高らかに、ヒカルとシオンに言った。
不敵に笑いながら。



「おう!その意気だぜヒカリ!!!」

ヒカルも不敵に笑い、拳を天に突き上げる。


「おっしゃあ!気合い入ったー!!!」

シオンも不敵に笑い、拳を天に突き上げる。



私も、不敵に笑い続けながら、拳を天に突き上げた。





「「「漆黒の神、上等!!!」」」」


3人の、気合いの入った声が、倉庫に響いた。








――・・・ねぇ、ママ、パパ、見てる?

私達、元気だよ。
でもね、バカなんだ。

クーデター起こそうとしてんの。

しかも、メチャクチャ強い奴らに向けて。
そいつらのこと、『上等!!!』なんて言ってさ。

ね?バカでしょ?
救いようの無い、大バカ達でしょ?


・・・でもね?



私達は、希望に溢れてるよ・・・・・――――