人間らしくない、まるでロボットのような、あまりにも事務的な声。

完璧な無表情。


ゼロは本当に・・・感情をもっていない。





「そうですか・・・。あなたは、勘が鋭いんですね。」

ゼロは事務的に応答する。



「カン?」


「はい。私は、“本当の”人間ではないのです。」




!!!!!!!!!


な、なんだって!?





「え、それって・・・「ですが、関係のないことです。」

バッサリと変わらない口調で話題を強制終了させたゼロ。


彼女は、ヨナを見た。


「帰りましょう、ヨナ様。」




ヨナはまだ幼い私を睨んでいた。




!!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ!!







幼い私は・・・・・・


驚くことに、その視線を、真っ直ぐに見つめ返した。