守ってくれますか?

《こ、こわくて・・・つい、やっちゃって・・・・。そんなふうになるなんて、おもってなかったの・・・・。
ごめんなしゃいっ・・・・・・。》


レインは幼い私をじぃっと見つめていた。




《ちゃ、ちゃんとなおすかりゃ・・・ゆっ、ゆるしてくりぇる?》


「・・・・・治せるのか?」

レインが静かに問う。


《うんっ!ヒカリ、なおせりゅよ!!》

幼い私の顔がぱぁっと明るくなる。



そして・・・




レインの両手に、緑の光が集まる。



すると、みるみるうちに、レインの血がひき・・・・・








「・・・・・治ってる・・・。」


レインの怪我は、すっかり治った。







私はこの時・・・治癒能力も、初めて発動したのか・・・・・。