守ってくれますか?

「・・・と、やっべぇ。」

「どしたのヒカル?」

「・・・・・皆いんのに、話してた・・・」

「あ・・・・・」


気がつくと、私とヒカル以外の人達が、訝しげにこちらを見ていた。



「“アレ”ってなんだ?ヒカリ。」


ナオ様に聞かれてしまった。



「あ、えっと、“アレ”は“アレ”です!」


苦し紛れに言うと、私とヒカルは一目散にここから出た。




出る途中で、ヒカルがナオ様に言った。


「とりあえず、ヒカリの傷は俺らでなんとかするので、心配しないでください!」

と。





私は、振り返る余裕さえなかった。




・・・でも・・・



ヒカルの明るさを見れば、悪い真実じゃないのかもって思えた。









―――・・・だけどそれは・・・・・


ただの夢だったと、私は知らされることになる。