「ルリッ!!!」

私は思わず叫んだ。



ルリのストーカーのこと、忘れていたわけじゃない。

でも、まさか、私の手首が使えないって時に!!!


・・・想定外だ。



・・・・・しかも・・・


「どうした?ヒカリ。」


ナオ様までいるなんてっ!!!


タイミング悪いにもほどがある!!






―――まあ、でも・・・


どんな状況でも、助けに行くけどね。



『―――絶対、守ってくれよ?約束、だからな。』





・・・ヒカルとの約束を、これ以上破ってたまるかっ!!!